野球肩・野球肘
こんなお悩みはありませんか?

皆さんこんにちは、新都心あじゃ接骨院です。 今年も始まって60日が経ち、急に暖かくなって装いに困る時季になりましたがいかがお過ごしでしょうか? プロ野球のオープン戦なども始まり、沖縄は花粉症もあまり見られないため運動しやすい季節になりました。学生たちの本格的な練習もクラブや学校などでは始まっているのではないでしょうか? そんな学生も球技などで練習を頑張りすぎると様々なケガに見舞われることがよくあります。 野球においては「野球肘」、「野球肩」が代表的ですが
投球動作など腕や肘が伸び切ると痛みが走る 腕を振りかぶって肘が捻じれても痛みが走る 不意に肘が引っかかったようになり動かせなくなった 肘の周りに触れると痛いポイントがある 疲れやすく、腕を大きく上に振って投げようとすると肩が痛むなどの症状が見られます。 周りにそういうことでお悩みの方はいらっしゃらないでしょうか?
野球肩・野球肘について知っておくべきこと

成長期の子供たちが頑張って運動に励むと、身体の成長に伴い多くの問題が発生することがあります。 身体の成長に伴いバランスなどの感覚が変わったり、急に筋力が強くなることで関節が悲鳴を上げたりと様々です。 また子供に限らず大人でも、上下左右のバランスが偏り崩れることでも野球肩・野球肘を筆頭にスポーツ障害の発生率が高まってしまうことがあります。 オーバーユースといって決まった部位を酷使することで使い過ぎによる過負荷により、患部だけでなく身体全体まで歪み、ケガしやすくなってしまいます。 本人だけでなくご両親や先輩、コーチなど周りが気遣って見守り、たまに止めてあげないと予防は難しいかもしれませんので、一丸となって予防に努めていきましょう。
症状の現れ方は?

当初は患部の違和感から始まり施術の必要性までは感じないものの、徐々に運動後の患部の圧痛や運動痛、疲れやすさや力の入りにくさが現れます。痛みによる運動制限まで来るとようやく病院などにかかる必要を意識されるようになります。 それでも我慢して無理やり動かしていくと負荷はかかり続けます。肩や肘を構成する靭帯や筋肉と腱の損傷と断裂、関節の軟骨まで壊れてしまえば隙間に引っかかって動かせなくなってしまうこともあります。 変形が進めば神経の圧迫による日常生活への支障も出る可能性がありますし、成長期の子どもでは成長軟骨という骨の端にあってだんだん手足が伸びて大人の体型になっていくのに必要な軟骨が千切れてしまい、動きを阻害する場合もあります。
その他の原因は?

多くの日常的な悩みに共通しているのは普段の姿勢の悪さです。 スポーツという非日常的で左右で偏った動作を繰り返す環境ではこういった体の歪みは起こりやすく、フォームの崩れといった形で表現されることが多いと思われます。 球技においては身体を強く捩じる動作が多く、さらに利き腕で強く振るので、上記のようなオーバーユースに陥りやすい傾向があります。また疲れた状態で反復するうちにミスユースといった無理のある使い方を本人が気づかず行ってしまっていることがほとんどです。 調子の良い時のフォームチェック、不調時のフォームチェックなどは日頃行って基本に立ち戻ることで怪我の予防と悪化を遅らせることが期待できます。
野球肩・野球肘を放置するとどうなる?

軽度であれば放置していても1、2か月程度で回復が見込めるかもしれませんが、症状の再発を繰り返し痛みと軽減を反復するような生活になると完全に癖になってしまうことがあります。 運動を休止していても日常動作で痛みをぶり返すことになり、後遺症を気にしながら生活を送ることになる可能性があります。 痛みの原因となった運動は諦めるしかなくなるかもしれません。 成長期の子どもはさらに深刻で、壊した部位によっては成長障害も起こり得るうえに、若いうちから身体を使うことに躊躇いが生まれ、運動そのものに対して苦手意識が芽生えてしまうかもしれません。 結果的に徐々に体が弱るだけでなく歪な身体がつくられていき、患部以外にも慢性的な痛みを抱えることになっていく可能性があります。
当院の施術方法について

痛めてしまった患部に対しては痛み止めと炎症予防に微弱電流による施術、または鍼施術をご用意しております。 関節などの手の届かない深部や太く固まってしまった筋肉に対し効果が期待でき、意外に刺激は強くないのが特徴です。 患部に負荷がかかり続けると体の形が歪んでいきます。 バランスが歪では必要以上に身体を緊張させないと体が大きく傾き倒れていきます。 しかし筋肉の緊張が続けば、関節の筋肉が腱に変わり骨に付着する部分が引っ張られ続けるのでダメージが持続します。骨が引っ張られ続ければ骨を安定させる靭帯に負荷がかかります。 野球肘、野球肩は関節の障害なので、姿勢を正し維持していく施術が必要と言えるでしょう。
軽減していく上でのポイント

強力な力が一気にかかって筋肉や関節が破壊されれば大怪我になります。 日々の練習の積み重ねが起こしたスポーツ外傷であれば負担の蓄積が問題となり、それは長い時間がかかって発生したものです。 そのため身体の癖、使い方、習慣が変わっていかないと怪我と休息のいたちごっこになるため、焦らず時間をかけて軽減していくのがポイントです。 仮に手術して身体を金属に変えて対処しても、結局リハビリに時間がかかってしまいます。 運動を含めた生活習慣や休め方、身体の成長や自然回復による復帰は急速には起こりません。 肩や肘が満足に使えないうちは別な部位にも意識を向け、歪んだバランスが整っていくよう全身に目を向けて変わる体に期待していきましょう。
監修
新都心あじゃ接骨院 院長
資格:柔道整復師、鍼師、灸師
出身地:北海道稚内市
趣味・特技:お酒、カラオケ





