身体のゆがみ


こんなお悩みはありませんか?
以前より身体が動かしにくい、動きが狭い・重い感じがする
なんだか年齢を感じる、弛み・シワが増えた気がする
腰など頻繁に辛くなる部位が決まってきた
寝ても休めず食欲も落ちた感じがする 等々
様々な病院に行くまでもないようなお悩みはないでしょうか? お身体の歪みや不安定がこれらの症状の根源かもしれません。
身体のゆがみについて知っておくべきこと
記念写真や証明写真で「顔や体が傾いている」と指摘されたり、自覚されたことはありませんか? 姿勢の問題は気づかないうちに癖となり、徐々に進行していきます。 そして、その過程でさまざまな症状を引き起こすことがありますが、身体の歪みは単なる左右の傾きだけではありません。 例えば、骨盤の前傾によって腰が反りすぎて「へっぴり腰」になったり、 逆に骨盤が後ろに大きく突き出る「過剰な骨盤後傾」もあります。 また、骨盤の右半分だけが突出しているケースや、その逆のパターンもあり、 これらが複雑に組み合わさることで多様な歪みのパターンが生まれます。 さらに、曲がった骨盤から伸びる背骨(脊柱)も歪み、 重い上半身や頭部を支えることでさらに曲がりが進みます。 その結果、身体を支える筋肉に負担がかかり、筋肉の痛みや疲労だけでなく、骨格の内部にある内臓の不調にまで影響が及ぶこともあります。
症状の現れ方は?
整骨院に来られる方のお悩みで特に多いのは、やはり頚(首)・肩・腰の不調です。 近年、「スマホ首」や「ストレートネック」といった言葉もよく耳にするようになり、頭蓋骨のすぐ下にある頸椎周辺の辛さを自覚し訴える方が絶えません。 肩の悩みとしては、一般的な肩こりから頭痛、眼精疲労といった症状まで様々です。 これらは医療機関にかかるほどではないものの、不快感が続くため気になる方が多いです。 また、肩関節周囲炎(いわゆる四十肩)のように腕が上げづらくなる症状や、寝違えによる首の動きの制限など、治療が必要だと実感されるケースもよく見られます。 腰の症状では、身体が冷える時期や忙しい時期にぎっくり腰が多発します。 立ち上がる時やベッドから起き上がる際に痛みが出るものから、重症で足を引きずって歩く方もいます。 また、反り腰による腰の負担から、長時間座るのが辛くなる場合もあります。 これらの症状は日常の負担が蓄積した結果であり、深部のインナーマッスルの過剰な緊張を招きます。 その結果、身体の歪みや傾きが習慣化し、頑固な不調へとつながってしまいます。
その他の原因は?
普段、みなさんはどれくらい身体を動かしていますか? 現代は車社会で、リモコンやスマホのスイッチをちょっと操作するくらいでほとんどの作業が済んでしまいます。そのため、運動不足で身体を支える筋力が弱くなってしまうのも無理はありません。 特に、近くのものを見続けることが多いと、自然と前のめりの姿勢が強くなり、肩や首が前に突き出してしまいます。これにより反り腰になり、背筋を支えるインナーマッスルは硬くなって伸びにくく、さらに弱ってしまうことが予想されます。 また、腕を水平以上に上げる動作は、着替えの時くらいしかない方も多いです。スマホの使いすぎで肩甲骨が外側や上方にズレてしまうと、重度の巻き肩となり、頑固な首の痛みや頭痛だけでなく、五十肩を引き起こすこともあります。
身体のゆがみを放置するとどうなる?
上記のような様々な身体の辛さは、ケガや内科的な病気が原因の場合もありますが、それ以前に身体の歪みが定着し、重力の負荷をうまく支えられなくなったことによって不調を感じるケースが多いと考えられます。 身体が歪むことで、本来の機能解剖的な形から逸脱し、動きに制限が生じます。支えきれていない部位は常に緊張状態となり、痛みや不調が発生します。 また、私たちの体の奥には内臓や血管、神経が存在します。胸郭(肋骨と背骨で構成)には心臓や肺が、骨盤には生殖器や大腸が収まっており、その間には長さ数メートルにも及ぶ腸や膵臓などの重要な臓器があります。 身体が歪んで捻じれると、まるで雑巾を絞るように内臓のスペースが狭くなってしまいます。内臓が常に圧迫される状態になると、病気になりやすくなるのも容易に想像できます。
当院の施術方法について
高齢者や過去に運動などで大きな怪我を経験された方以外では、加齢や骨の変形によって骨そのものが大きく変わっている方は少ないと思われます。実際には、骨そのものではなく、骨同士の位置関係がずれてしまうことで身体の歪みが生じています。 この位置関係の異常は、重力や筋肉の伸縮に癖がつき、筋肉が骨を強く引っ張ることで起こると考えられます。したがって、問題のある筋肉を特定して適切に刺激し、骨を本来の楽な位置へと誘導してあげることが重要です。 当院では、多くの方に骨格矯正を中心とした施術を行い、その効果を実感していただいております。刺激が強すぎる場合には、呼吸を意識しながら左右の身体が均等になるように持続的に筋肉を伸ばしたり、支えきれないインナーマッスルを電気的に強化する機器も導入しています。 身体の歪みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
軽減していく上でのポイント
身体の歪みを正すことは、肉体改造に似ています。鏡や客観的なチェックで姿勢を確認し、実際に体を動かして癖や筋力の強さ、可動域を把握します。そして、適切な刺激を定期的に繰り返し与えることで、身体は徐々に変わっていきます。 ですから、ジムに通うような感覚で当院に通っていただくことが大切です。着替えや水、マットなどの持ち物も必要なく、ジムよりも気軽にお越しいただけるかもしれません。 変わっていく自分の姿や、より快適な日常生活をイメージしながら楽しんでお身体の調整に取り組んでいただければ、あっという間に時間が過ぎ、以前とは違う自分と未来が待っています。 スタートが最も大切な時期なので、週に2回以上の施術をおすすめしています。こまめに調整を重ねて刺激に慣れ、変化を安定させていくためです。 筋トレと同様に、約3か月の周期で身体の変化を実感できます。症状の重さや期間によって個人差はありますが、多くの方が半年以上かけてじっくりと姿勢を身につけていきます。 しっかりと納得いただける効果をお届けしたいので、ぜひ二人三脚で一緒に頑張りましょう。