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こんなお悩みはありませんか?

外反母趾イメージ

みなさんこんにちは、新都心あじゃ接骨院です。

生活する上で動くことは必須ですが、

足の親指などの形がおかしい
靴を履く、歩くと指先が痛む
足指の皮膚が硬くなっている
指先が動かしにくい
指先の痺れ

といったお悩みをお抱えの方も、もしかしたらいるかもしれません。
その症状、もしかしたら外反母趾の疑いがあります。

外反母趾で知っておくべきこと

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足の甲から親指にかけて「中足骨」「基節骨」「末節骨」と並びますが、この「中足骨」と「基節骨」の間の関節が狂い、本来まっすぐ先を向くはずのものが小指側に向いてしまった状態が外反母趾と呼ばれる足の変形です。つま先が狭くてきつい靴や高いヒールなどで、つま先への負担が大きくなることや、そもそもの筋力差が影響し、中年女性に多く見られるとされています。

スポーツで活発に動いている方でも、足元の負担が重なることで発症することがあります。成長期の選手は身体が不安定なため、外反母趾が発症しやすいと言われています。特に激しいステップの多いサッカーや卓球、バドミントンといった競技のほか、スキーやバレエなどの繊細な操作が求められる競技でも見られることがあります。

症状の現れ方は?

足の裏にはアーチと呼ばれる土踏まずがありますが、

・それらが崩れて平らになる=偏平足
・足の甲からの指の骨が外に向かって広がる → 靴に圧迫されて内向きに曲がる

といった機序が典型的のようです。

見た目の変化から始まり、押すと痛む、接触すると痛む、触れなくても痛む状態が進行すると、手術の対象となることがあります。

膝の症状や体型の変化により体重を支えきれなくなると、アーチを上から引き上げて土踏まずの形成に関わる筋肉が伸び切る、または切れてしまうことがあり、これにより偏平足が進行することがあります。この足部の筋力の変化や低下は、外反母趾の症状のバロメーターとなります。

その他の原因は?

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従来は中年女性に好発していた外反母趾が、最近では小中学生にも見られるようになってきたことが問題視されています。

上記の筋力低下に伴うアーチ現象や、ハイヒールの継続的な使用は年齢を重ねた女性に多いものですが、スポーツ活動が活発になった現代では、競技用に誂えたスポーツシューズが細いため、運動するうちに変形が進んでしまうことがあるようです。

機能性を軽視し、デザイン性の高い細めの靴を気に入って履いていることで、重症化するパターンも見受けられます。将来的に大きくなってサイズが合わなくなることを考慮して、あえてサイズがぶかぶかな靴を着用している場合でも、足元が不安定になるため、踏ん張りが効きにくくなります。これにより、足指先や足首の負担が大きくなり、変形の遠因となることもあるようです。

外反母趾を放置するとどうなる?

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外反母趾の症状としては、変形、動作制限、運動痛、疼痛、炎症などがあり、その症状の度合いによって手術(骨切り)を行う場合があります。それ以前に、炎症の慢性化による歩きにくさから全身的な運動不足や筋力低下が生じることがあります。また、足を積極的に動かさないことで浮腫みが慢性化し、末端冷え性などの続発も起こり得ます。

些細なことですが、上手く動けないことで疲労の蓄積や生活習慣の乱れ、睡眠状況の乱れなどのお悩みにつながることも考えられます。重症化すると、常に足元を気にする生活になり、ストレスが蓄積することはもちろん、体力的にも遊びや旅行を諦めてしまう可能性があります。

また、関節リウマチや通風といった関節病変を罹患している方は、外反母趾発症のリスクが高いと言われており、より生活に気を付ける必要があります。

当院の施術方法について

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外反母趾は足指の変形ですが、ある日突然ぐきっと曲がってしまうのは、事故に遭わない限り起こり得ないと思われます。徐々に形が歪んでいくサインが様々な形で発せられ、それが見過ごされ、耐えられなくなって目に見える形で変形していったものと考えられます。

足腰の持続的な疲労感や筋疲労により足首が上げにくいといった些細な症状から、躓きやすくなる、全身的に疲労が広がり歩くのも辛くなることで姿勢の悪化など、様々な問題が生じることがあります。

ピンポイントな症状だけでなく、下半身全体の関節の位置の歪みとして捉え、「筋膜ストレッチ」や「全身骨格矯正」といった筋肉と関節を成す骨格の調整を主軸に、軽度な段階から重症化を予防していく施術を提案しています。

改善していく上でのポイント

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外反母趾特有の指の尖りや曲がりは、形成までにそれだけの時間と負荷が積み重なって生まれたものです。

見た目の変化はすぐには訪れないため不安になるかと思いますが、同じだけの時間をかけて生活や運動における癖や習慣の自覚と軽減を含めて施術を重ねていく必要があります。その間に起きるであろう症状の重さの軽減や関節の動かしやすさといった身体の感覚の変化を感じ、今後の変化を楽しみにしていただくことが重要です。

矯正施術とストレッチにより骨盤や股関節から足首の柔軟性を高めていき、バランスと共に筋肉の質を向上させ、柔らかく体重を支えられるようになることを目指します。じっくりと患部の負担の軽減と予防を図りましょう。