交通事故治療の症例
交通事故施術に関する症例
患者様の年代
40代
患者様の性別
男性
ご職業・生活スタイル
デスクワーカー。普段から動きが少なくあまり立ち歩くこともないため運動不足。
症状の発生時期・きっかけ
追突事故に遭われ、事故後からの首(頭部)の可動域制限や姿勢の維持、強い肩こり、首の緊張といった症状を主訴とされています。症状が強まると、右手指に違和感を訴えられることもあります。身体の緊張も非常に強く、以前から関節の可動域の狭さと共に自覚はあったものの、事故後はより強まったとお話しされており、頭痛や目の奥の違和感、痛みなどにつながることもあるとのことです。
日常で何ができなくて困っていたか?
上述した首の可動域制限と、首・肩の緊張やこり感により、寝起きの動き出しや起床動作、車の運転時の振り向き、着替えなどの腕を大きく曲げる日常動作にお悩みを抱えておられます。また、動作がなくとも同じ姿勢を持続することへの強い疲労感などを訴えられています。長時間同じ姿勢が続けば容易に症状が再発し、頭痛などを引き起こすため、デスクワークのお仕事に影響を及ぼしています。デスクワーク時の体勢も影響し、姿勢が前に崩れて猫背や巻き肩になるため、お身体の負担が軽減せず、鎮痛消炎剤などの効果も感じにくい状態です。
どのような施術を行ったか?
通院初期は全身の緊張が強いため患部の圧痛が強く、痛みや緊張の増悪を避けるため刺激を調整いたしました。指圧よりも手掌圧と振戦を中心とした施術に切り替えています。マイクロカレントによる患部の回復促進も図り、強い刺激以上に通院頻度を重視し、負担を蓄積させないことをお伝えいたしました。翌月からは徐々に刺激量を上げるほか、可動域の回復に向けて、動きが悪くなった肩甲骨と胸郭、姿勢維持がつらい骨盤の運動療法を取り入れました。関節の動きがスムーズになるとともに、筋肉の緊張の軽減を認めるようになっています。
施術のポイント・解説
強い緊張に対し強い指圧を行うと、逆にお身体が反発してしまい、余計に緊張が増して症状が強まったり、神経症状を引き起こしたりする恐れがあります。収縮しているものを無理に押し込んで硬くしても意味がないと考え、広げていく施術の重要性をお伝えいたしました。特に首・肩の症状について言えば、収縮により前方に引かれ、強度の巻き肩となります。これにより良い姿勢が取れなくなり、背面の脊柱と腕の筋肉に持続的な負担がかかって痛みとなります。前側の筋肉は伸びなくなり、胸郭や鎖骨、上腕骨が下がって神経を圧迫する原因にもなり得ます。丸まってしまったお身体を平らに整えていく必要性を、お客様にお伝えしています。
通院頻度・期間の目安
通院初期は症状が顕著なため、軽い刺激量でこまめな施術を心がけ、最低でも週3回以上の通院を継続していただきました。指圧や運動療法に対する反応が安定してきた4週目頃から、週2回から3回程度の通院をお勧めし、負傷前の状態以上になるよう計画いたしました。
施術後の変化・現在の状態
施術に慣れてきた4週目には、姿勢の変化により仕事中の疲労感およびこり感の軽減がみられました。翌月には可動域の拡大も認められています。通院を続けて動きやすくなった自覚が芽生え、運動不足だった状態に対して、ストレッチなどのセルフケアを自ら行われるようになりました。
患者様からの喜びの声
「つらい所だけでなく、姿勢などの全身的な状況も診た上で説明してくれて良かったです。最初はなかなか変わりませんでしたが、仕事中の悪化を防ぐための簡単なストレッチといった自己ケアなども教えてくれたのが、良くなっていく手助けになったと思います」
担当者からの結び・アドバイス
お身体がつらいうえにお仕事も忙しい中、諦めずに通院していただきありがとうございます。その変化は、お客様ご自身がご自分を諦めずに努力してこられた賜物です。交通事故による負傷では、事故による直接的な強い外力で受けたダメージのケアはもちろん、患部に負担がかかり続けて再発しないように予防していくこと、事故以前のように動くことのできる身体づくりを目指すことも大変重要です。当院ではお客様との対話を重視し、満足してお帰りいただけることを目指しています。
監修
新都心あじゃ接骨院 院長
資格:柔道整復師、鍼師、灸師
出身地:北海道稚内市
趣味・特技:お酒、カラオケ





