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こんなお悩みはありませんか?

背中の痛みイラスト

みなさんこんにちは、新都心あじゃ接骨院です。

今年も半分が過ぎ、暑さも日差しも激しくなりましたがいかがお過ごしでしょうか?気温も34℃前後でうだるようですね。運動も控えめになり室内でクーラー必須となりますが、当たりっぱなしで背中がカチカチになりやすい時期でもあります。そうなると・・・

その通り、冷房の当たりすぎで真夏でも体が冷えて固い、動きが鈍い
真夏でも末端冷え性でお悩み
寝違いなどの不調を起こしやすい
腕を上げにくい、背中や肩甲骨がゴキゴキ鳴る
急に立ち上がるなど体勢が変わる際に背中が痛むことがある

などのお悩みが聞こえてくることがあります。

背中の痛みで知っておくべきこと

背中の痛みイメージ

デスクワークが多くなり、若い方でもスマートフォンの普及などで不良姿勢のまましばらく時間を過ごすことが多くなった現代。首や肩こり、腰痛に並んで、肩甲骨周りや背中の中心に不調を訴える方が増加しているように感じます。

背骨、胸椎は首や腰の背骨と比べて数は多いものの、肋骨で前面の胸骨と繋がっているため動きが硬く、無理に動かしても故障しやすい部位です。また、手先の細かい作業を行うと背中を硬直させて指先に意識を集中するため、気づいたころには長時間が経過しており、動き出しで壊すパターンも多く見られます。さらに、背中を壊す代わりに腰や首の不調、寝違えやギックリ腰に連鎖することも少なくありません。

症状の現れ方は?

訴えの多くは背骨沿いか、肩甲骨の内縁と呼ばれる背骨側の縁のラインに集中することが多く、そのまま首の動きに連動した痛みか肩の動作で引っ張られて痛む、または背中を丸める、反らすといった屈伸動作で痛みを再現することがあります。丸めて張って痛む場合は筋肉などの軟部組織の過剰なテンション、反らしての場合は背骨同士が正常に比べて窮屈になって引っかかっていることが疑われます。

首の動きが制限される場合、背骨から頚、頭にかけて捻じれていたり傾いていたりして、背中からの筋が正常以上に張りっぱなしになっているかもしれません。肩の動きで背中が痛む場合、背中が丸まるなどして肩甲骨を含んで全体が固まり、上腕以降の腕だけで無理に動かしている方が多く見られます。

その他の原因は?

背中の筋肉イメージ

整骨院で診られる背中の痛みとしては、背面の筋肉を始めとする軟部組織の過剰な緊張、胸椎など胸郭を形成する骨や肩甲骨の位置関係に狂いがあり、動作でひっかかりが生じているものが中心になると思います。

イレギュラーなものとしては、内臓疾患(心臓や肺、大動脈などの血管、消化器での異常)、脊椎の癌の転移・感染症、重篤なヘルニア、狭窄症などが挙げられます。そのほかには、腰椎側に問題が起き、しつこい腰痛で悩まされることがあるようです。

過去に重篤な病歴があるか、発熱や急な体重減少、夜間痛などが見られる場合は、これらの疾患や筋骨格への感染症の兆候とされているそうです。

背中の痛みを放置するとどうなる?

背中の痛みは、上記のような疾患由来でなければ致命的になることはまずありません。そのため「放っておいたら治った」という方も多く見られますが、それは治ったというよりも、落ち着いた、慣れたといった方が正確かもしれません。痛み止めが効いたとしても、根本的な原因の究明と対処ができていないため、その痛みは癖となり、何かにつけて痛みをぶり返すことが多いようです。

背中の痛みの原因が不良姿勢や偏った使い方によるものであれば、安静にして一時的に痛みが治まっても、癖が正されることはないため、再度その部位に負担がかかってしまいます。また、痛めることを恐れてかばうようになると、運動不足は避けられず、バランスの崩れた身体は支えが悪くなり、背中がどんどん丸くなっていきます。それが長期にわたって繰り返されると、加齢による筋力低下が加わり、持病となる可能性があります。

当院の施術方法について

紹介イメージ

背中の痛みについて、よくある対処法として湿布やマッサージが挙げられますが、効果が表層にしか及ばないため対症療法でしかなく、原因への根本的なアプローチとは言えません。当院の施術としては、手技療法で全身の状態を把握した上で身体の癖を修正し、動けなくなった上半身を動かせるようにゆとりを作って関節可動域を拡大していく手法を取ります。

身体の癖への施術としては「全身骨格矯正」、可動域の拡大としては「猫背矯正」を揃えております。骨から骨に筋肉や靭帯といった軟部組織が付着しているため、骨の位置関係の狂いはそのまま強い緊張を生み、背骨の狭窄も生じるので、それらを修正します。また、衝撃を避けて絡まった筋肉を呼吸と共にほどき、可動域拡大を図る手法も取っております。

改善していく上でのポイント

一度で効果を実感される方は多いものの、最大の効果は継続にあります。明らかな外傷を除き、いつの間にか生じた痛みや頑固な身体の固まりは、今までの蓄積による身体の適応に過ぎないからです。環境そのものは大きく変えられないのであれば、習慣を徐々にでも変えていくほかありません。

ご自身で姿勢やこまめな体操を取り入れて気を付けていくのはもちろんですが、自力ではどうしても難しく投げ出してしまうような身体の手入れや、外から見た歪みや偏りのチェックは、私たちのような施術家にお任せいただくことが重要です。内と外から微調整を重ねていくことが、遠回りながら最も確実な身体改造になるでしょう。

理想的には、1年かけて習慣と身体の再編を行います。初めは週に2回、変化が認められたら週1回に減らして安定させていく提案を行っております。