テニス肘
以下の動作で肘の外側にジンジンとした痛みを感じる方は、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)かもしれません。 物を持ち上げる タオルや雑巾を絞る ドアノブを回す キーボードを操作する 赤ちゃんを抱っこする 『テニス』肘とありますが、日常生活で起こる上記の動きが繰り返されることで痛みが生じる場所が同じなため、こう呼ばれています。 安静時に痛みが出ないのも特徴の一つです。
テニス肘に関する当院の考え
「テニス肘」は手関節の伸筋群のオーバーユース(使いすぎ)が原因になりますが、それ以外としては40代以降に発症率が上がることから加齢による筋肉の衰えも原因として挙げられます。 年齢が重なり筋の弾力性が失われて行くと、筋肉が硬くなって同じ動きでも筋損傷が出てきます。 また、女性は男性より筋力が弱く、家事や育児などで腕を使用する事が多い為、主婦の方の発症が多くみられます。
テニス肘を放っておくとどうなるのか
腕は日常で常に動かし、良く使う部位となります。 その為「テニス肘」が一度発症してしまうとなかなか治りにくいです。 安静にしていると痛みは無いですが、症状が進行してしまうと安静にしていても痛みが治まらなくなります。 そのため、症状が強くなっていくと手術が必要となってきてしまいます。
テニス肘の改善方法
「テニス肘」で痛みがある場合、基本安静が必要なので、病院では痛み止めとしてロキソニンやシップなど処方、又は装具、サポーターを巻くなどでの固定される保存療法になります。 他に衝撃波療法、PRP療法などありますが、これら療法での改善が無く、痛みが強い場合は外的手術が必要となり3~6ヶ月はリハビリが必要となります。
テニス肘の改善にオススメする当院の施術メニューとは
「テニス肘」に対して当院で行っている施術メニューは以下の通りです。 「指圧」や「手の極み」での前腕にある筋肉をほぐす。 電気施術器には筋を緩めたり筋肉トレーニングを行う「EMS」 原因筋への刺激を与えて緩める「鍼施術」 これらのメニューで、手の伸筋群へ刺激を与えて筋肉を緩め、痛みを軽減、筋強化へのアプローチを行います。
その施術をうけるとどう楽になるのか
上記のメニュー「指圧」「手の極み」「鍼施術」による手の伸筋群へ刺激を与えて、筋をほぐしたり、緩めたりして肘についている筋起始部の負担を軽減する為のアプローチを行います。 また、「EMS」では前腕の筋肉トレーニングを行なうことで繰り返しの動作で損傷が起こらないようにしていきます。
軽減するための施術頻度は
「テニス肘」を改善するまでに必要な施術頻度は、やはり繰り返す運動で再発が考えられます。 痛みが抑えられたら根本治療として筋トレが必要となります。こまめに来院された方が良いでしょう。